胡蝶蘭(ファレノプシス)について
胡蝶蘭(ファレノプシス)の原種は、台湾南部から東南アジアやインド、オーストラリアの熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。また原産地では樹木に着生していますので、高温多湿を好みますが、通風を好み、強い直射日光を嫌います。

胡蝶蘭の管理・育て方
●花が咲いている時の管理
・暖房器、扇風機の風が直接当たるそばには置かない。
・できるだけ通気性が良く、明るい場所に置く。(レースのカーテン越しの光くらい)
・基本的にはミズゴケが乾いたら根元に水をたっぷりあげる。夜間の温度が保てない場合は水やりをより控えめに鉢内を乾かし気味にする。
・鉢内は乾かし気味ですが、空気湿度は必要。お部屋が乾くようなら加湿器を使ったり、霧吹きで葉に水を与えるようにする。
・最低温度は10度以上は必要。夜間温度が下がる場合は、窓辺から部屋の中ほどへ移動させたり、ダンボールで覆ったりして保温する。
●寄せ植えの場合の花が終わった後の管理
・花を切った後、早めに鉢から各々の株を抜く。
・それぞれの株の傷んだ根を切り、素焼きの単鉢にミズゴケにくるんで植え替える。
・植替え後はしばらく水を控える。
・新根が動き始めたら薄い液肥(2000倍)を与える。
●年間を通しての管理
春のポイント
・花茎切りは早めにする。
・寄せ植え株の植替えは早めにする。
・水、肥料は15度を超えたら徐々に与える。2000倍くらいの薄い液肥も与える。
・5月中旬頃、肌寒さが感じられなくなったら野外に置く。風通し良く日当たりの良い場所なら室内でもよい。
・新葉の出始めは、湿度・温度に注意する。
夏のポイント
・長雨にはあてない。風通しをよくする。
・60~70%の遮光をする。
・水は、乾いたらたっぷりとあげる。液肥は月2~3回でよい。
・2番花を咲かせたものは花茎をもとから切って株を休めるようにする。
秋のポイント
・長雨にはあてない。
・肥料は9月いっぱいで止める。15度以上を保てる場合は2000倍くらいの液肥を与えてもよい。
・10月早めに取り込む。
・10月に室内に取り込むと、水を減らしていく。
冬のポイント
・11~12月に花芽が発生、10度以上の温度と空気中の湿度が必要になる。
・鉢は乾かし気味にする。
・夜間暖房を切る時は、部屋の中ほどへ移動させる。保温マット、ダンボール等で温度を保持するのもよい。